
こんにちは!
今年は大寒波で大雪のところが多いようですが、皆様のところは大丈夫でしょうか?
さて、今回のテーマは
「施術をすればするほど赤字のサロン」
実は、お客様が沢山入れば入るほど、赤字になるサロン・治療院があります💦
売上高は上がって「儲かってる!」と見えるのですが
実のところ、利益がなくマイナス・・・
「働けど暮らし楽にならず」という状態です。
何故、このようなことになるか?
経費には固定費と変動費(流動費)があります。
変動費はお客様が入れば入るほどかかる費用。
例えば、使い捨てシーツやカバー、スリッパ、ショーツ
エステやセラピーだと化粧品やオイルなどです。
これに対し固定費は
お客様が0人(悲しいですが・・・)でもかかる費用です。
以前にもブログで書きましたが(施術料金は何が基準かをご参照ください)
何もしなくても出ていく費用です。
つまり、これだけはどうしても稼がないといけない費用です。
ところが、集客するために値下げをしたり
無理なキャンペーンなどをやると
一時的には売上は上がることは多いですが
利幅が小さくなっているので、残るものが少なくなります。
いやいや、少なくなるくらいなら良いのですが
赤字になるケースも少なくないのです。

この原因は「原価割れ」です。
自分のサロン・治療院の原価がいくらなのか?
それを割り出さずに、感覚だけで値下げをすると
気がつかないうちに赤字になっています。
例えば
①原価¥2.500
②変動費(商材費)¥1.000
③定価¥6.000
④利益¥2.500
とします。
毎月平均の月間来店数が50人とします。
そうすると売上高は¥¥300.000
利益は¥75.000
ここで半額キャンペーンをやったところ
お客様がいつもの3倍の150人になったとします。
150人!!1日平均5~6人。
大盛況ですね~~!!
この時の売上高は¥450.000
いつもより売上が多く「やった~~!」と万歳です!!
ところがよ~~く計算してみると
半額キャンペーンで施術料金が¥3.000になり
利益は一人に付き▲¥500💦
月間で見ると▲¥75.000 (*_*;
ということになります。
今までの利益と逆転です。

その月は売上が上がっているので支払いも楽かもしれません。
が!しかし!!
翌月払いや翌々月払いの請求書が来る頃には
残高がな~~い!!ということがおきてきます。
原価をしっかりと計算せず
売上高だけに目が行くと赤字になっていることがわからず
いつか維持できなくなります。
やっぱり「原価」がいくらなのか、これ大事です!!
ご質問をお受けします!

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